プログラムの基本構造とは何でしょうか? これは特定のプログラミング言語に限らず、どの言語にも応用できる話です。
内容は非常にシンプルで難しくありません。今後の助けになるので、ぜひ理解してください。
3つの基本構造
先に名前を出すと順次、選択、反復です。この3つの構造を使えば、どんなプログラムでも作れると言われてます。
では、この3つは何を意味するのでしょうか。順番に解説していきます。

順次 (sequence)
最もシンプルな構造で、処理が上から下に進むことを意味します。この上から下に進むはプログラムの考え方で非常に大切です。
この後、他の構造のことも説明しますが、極論プログラムは上から下にしか進みません。これを覚えておいてください。

 
    もっと複雑だと思ってました。
 
    そんなことないよ。この考え方が基本だから覚えておいてね。
選択 (selection)
決められた条件によって処理が分岐する構造です。例えば「18歳以下なら割引する」とかです。

 
    複数の分岐はどうすればいいんですか?
 
    n分岐は極論で分岐の分岐。必要な数だけ分岐すればいいんだ。
反復 (repetition)
同じことを決められた回数だけ繰り返す構造です。例えば「10%割引を3回実行する」とかです。
繰り返しを終了する条件は回数だけでなく、先程の選択のような条件の場合もあります。

 
    さっき上から下にしか進まないと聞きましたが?
 
    Aって処理を3回繰り返す場合はAAAって処理になるでしょ。これって上から下に進むのと同じだよね。
 
    うーん。屁理屈っぽい。
 
    まぁ、これには反論もあると思う。それでもプログラムは上から下に進むのが原則だよ。
あとがき
真面目にプログラマを目指して勉強すれば、この先で関数やラベルなど、様々な機能を知ると思います。
それらは見た目では別の場所に飛んだり、遥か彼方に移動したり、基本構造と話が違うと思うこともあるでしょう。
しかし、それは大枠で見てるに過ぎず、もっと小さな単位で見れば全て基本構造に当てはまります。
この小さな単位で考えることは大切です。大枠で理解できない場合は小さく分解してみましょう。
1つ1つは非常にシンプルで、それらを理解できれば大枠の処理も理解できるはずです。
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